祖母の旅立ち
フォトグラファーエミリーのバーレーン日記
2024年2月26日午前1時28分に
大切な祖母が亡くなりました。
95歳でした。
昨年7月バーレーンに発つ前に挨拶に行った時は
元気だったのに
10月に大腿骨を骨折し歩けなくなってから
急速に弱り、嚥下機能も低下。
「ここ2日間、おばあちゃんの尿が出ていなくて。今から病院に行ってくる」
母からそうLINEにメッセージがあり、
その数時間後に亡くなりました。
母と叔父と祖父は最後立ち会えたようです。
夕飯を作りながらなぜか涙が止まらず
まだ亡くなってもいないのにと思っていたら
ちょうどその時間帯(バーレーン時間の19時頃)に
息を引き取ったのです。
祖母はよく私のことを
「テレビに出てくる女優の○○に似てる」
と言ったり、私が成人式の時
撮影スタジオの待合室で
「うちの孫が一番可愛い」と
本当に猫可愛がりされていました。
いつも明るくておしゃべり好きで
足が悪くなっても台所仕事をしていた祖母。
訃報を聞いた時は本当に辛かった。
そんな私を
バーレーンで知り合った仲間たちが
たくさん励ましてくれました。
いつの間にかこんなにも自分を想ってくれる人が
出来たんだなあと感謝の気持ちが湧きました。
葬儀に出席するため
単身日本に向かうことを決意。
葬儀前日の夕方に成田着、
葬儀当日の夜に成田発という
超超強硬スケジュール。
日本滞在は実質1日半でした。
(3泊4日中、2泊は機内泊)
ひとりで飛行機に乗るのは一体どれくらいぶりでしょうか。
いつも移動中は子供達に注意を向けているので
ゆっくり窓の外を眺めたりするのは
とても久しぶりな気がしました。
機内ではハリーポッターを見まくったり
機内食を楽しんだり
ひとりの時間を楽しむことが出来ました。
そして意外とあっという間に成田に到着。
祖父母の家がある横浜に向かいます。
式は親戚のみでこじんまりと行われました。
祖母の寝顔は今にも動きそうなくらい
美しく穏やかな表情で
見に来ることが出来て良かったなと思いました。
ほんの数枚ですが
式の様子を一眼レフで収めました。
もちろん祖母の寝顔も。
賛否両論あるかもしれませんが、
私は残すことが出来て良かったと思っています。
式の後は祖父母の家に
祖父、叔父叔母、従兄弟、私の両親と妹
という面々が久しぶりに集まり、
お寿司を食べながら
祖母の思い出話をしたりしました。
また夏に祖母の仏前と祖父に
会いに行きたいと思います。
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