バーレーンから本帰国をして8ヶ月が経とうとしている。
体感的には半年くらいの感じなのだが、時間が経つのは早いものである。

日本に帰ってきてから、私の気持ちは低迷していた。
外からはきっとそう見えていないだろうが、何をやってもあまり感動がなく、心が空っぽな感じだった。

フォトグラファーとしての活動を再開し、ありがたいことに以前撮らせてもらった方も戻ってきてくれて、久しぶりに撮った写真にとても喜んでくれた。
バーレーンを経て、作品のクオリティはまちがいなく上がっていると思う。
高額な撮影会も売れたりした。

人を撮るのは相変わらず好きだし、続けたいと思っているのだが、私は完全に自分の軸を見失っていた。
それは、本帰国前にも不安に思っていたことではあった。

周囲で活躍しているフォトグラファーが目に入る。
SNSを見ると次から次へと飛び込んでくる情報。
比べても仕方ないのは分かっていても落ち込んだ。
落ち込む理由などないのに気持ちはふさぎ込んでいた。

先週、コラボ撮影会をした
エネルギーアートのしづかさんから、

「えみこさんは自分のすごさを自分で認めてないよね。海外でたくさんのポートレートを撮ったり、大使館と組んだり、英語も話せるのに、どこか他人事なんだよね」

撮影会の前のランチの時にそう言われてギクリとした。
実は同じようなことを何度か人から言われたことがあったからだ。

「自分がやったことをちゃんと認めてあげないと」
「ほめ言葉を受け取らないよね」

撮影会は無事に終わり、福岡からわざわざ来てくださったお客様は本当にすばらしいお人柄の方だった。

帰り道、しづかさんに言われたことが気になってGeminiに聞いてみた。そのうち思い当たる理由が出てきた。

今までブログやSNSで書いたことがあるか思い出せないが、中1の頃、イジメにあっていた。
9人グループで、8対1でいじめられていた。

グラデーションがあって、その中の2人が主犯格。
その次に気の強い子たちが何人か(状況によってはやりすぎだよと止めるような感じ)
あとは従うしかない子たち、であった。

私は自分の心を守るために無感情になった。
その瞬間、私は私を見捨ててたのだと思う。
そんな中、成績はほとんどオール5の学年トップだった。

勉強は、ただ自分が好きでやっていた。
勉強をすれば、テストで良い点が取れる。
やればやっただけ結果が出るので楽しかった。

親には心配かけたくなくて一切言わなかった。
その頃から、自分の本音が言えなくなっていったと思う。

だから、心から喜べないのだ。
事実と感情が切りはなされているから。

AIって賛否あるが、気持ちを整理する時に助かるんだなと思った。
淡々と当時の事象と私の感情をまとめてくれた。

そのやり取りの中でふと、現在中1の長女が思い浮かんだ。
髪型も背格好も、当時の私にそっくりなのである。

もし娘がいじめられているとしたら・・
「そんなの耐えられない!」

しょんぼりしている後ろ姿の長女を想像したら、涙があふれて止まらなくなった。

誰にも言えなかったんだね。
つらかったね。
あの頃の私を抱きしめてあげたい。

もうとっくにイジメのことは消化しているものだと思っていたのに。

中1の私はずっと悲しんでいたじゃないか。
なんで気付いてあげられなかったんだ。
長女に置き換えてみて、初めて気付いた。
自分事だと本当に何も分かっていない。
バカだなあと思う。

ありのままの自分を認めてあげられなかった。
常に何かをしていないと、誰かの役に立たないと、自分は無価値だと思っていた。

やっと今、手離せる時が来た気がする。
次女とボルダリングに挑戦をしたり、自分の歌を発信してみたり、一見なんの関係もないようなこともフラッと気楽にやってみようと思った。

日本に帰って来てから、見えない透明な箱にいつのまにか自ら入りにいっていた。
そのスモールボックスは私が作り出しているもので、実際は誰も何も制限などしていないのだけど・・。

 

ふと、バーレーンで出会った外国人たちを思い出してた。

「We Love You!」

ただありのままの私を見て愛してくれた。

当時の日記には「もう英語話したくない」なんて書いてあった日もあるけど、その非言語的なところで通じ合ったところもあると思う。

もちろん日本でだって、私のことを思ってくれている人はたくさんいる。ただ、それをうまく受け取れなかっただけだ。

年明けてから今まで、重苦しくもあった私だけど、今ここから、やっと前を見て歩けそうな気がする。

(ちなみにしづかさんにこのいきさつを共有したら、「今までがんばってきたね♡」って言ってくれた)

しづかさんの言葉で、心がすーっと軽くなって、「私は私のままでいいんだ」と思えた。

そして気づきました。

私が写真を通して伝えたいのも、まさにこの「ありのままのあなたで素晴らしい」という全肯定の温かさなんだ、と。

 

 

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