バーレーンで写真展を開催するまで⑭最終回!
フォトグラファーエミリーのバーレーン日記
前回の続きです。
そしてこのシリーズはこれが最終回!
いよいよYouth Cityの最終日がやって来ました。
この日は日頃から仲良くさせてもらっている
大使館のMちゃんが撤収を手伝ってくれることに。

左から大使館職員のMちゃん、Ministry of Youth職員のMくん、私。最終日のMくんはトーブではなく、カジュアルな服装だったので最初誰か分からなかった。
撤収は20時を予定。
20時でさえ遅いと感じるけど、
何しろバーレーンのイベントは
夜遅くまでやっていることが多い。
(アラブ人は夜型?)
担当者のMくんは本当は
closeの21時まで展示して欲しそうでしたが
家から会場が遠いのもあって
遅くとも20時と希望を伝えて
納得してもらいました。
そしてワークショップ参加者のプリント代!
私が建て替えていたので
「会期中に絶対返してね」と
Mくんにしつこく、しつこく言ったら
ちゃんとMinistry of Youthから
オンラインで送金されました。
そうです、Mくんはナイスガイなのでした。
彼が話が通じる人で本当に良かった。。
(時々本当に話が通じない人もいる)
ここは日本ではないので念には念を。
とにかくしつこいくらい主張するのが
控えめな日本人にとって
ちょうど良いのではないかと思います。
最終日はメインステージで
若者達が合唱と楽器演奏をしていたり
フィナーレに相応しい雰囲気で賑わっていました。

この展示ともお別れと思うと淋しいような
少しホッとような。
ここ数日のことを思い出していました。
バーレーンで写真展をしたい
バーレーンに来てから漠然とそう思っていました。
最初はふわっとした考えでしたが
一度決めて行動をしてからは
とても早かった。
2025年に入ってすぐ動いたことで、
突然決まった本帰国にも間に合わせることが出来ました。
英語で企画書を書いて
現地の友人、ギャラリーの方に観てもらい
そこから日本大使館へと話を持って行くことになり
そんなひとつひとつのステップが
実現へと導いてくれた。
それでもまさか本当に
大使館と連携を取って開催できるとは思っていなかったし、
バーレーン政府のイベントの一部として関われたことは
この上ない経験として私の中に残りました。
私は今、こうして日本へ帰国してこの記事を
書いているけれど
このまま終わりたくない。
せっかく写真で繋いだバーレーンと日本のこと。
イスラムの国、文化。
私が伝えられることがあるのではないかと思っている。
今後どうやって私は活動していくのか。
バーレーンではほとんど降らなかった
雨天の空を見ながらぼんやりと考えています。
あとがき
ここまで全話読んでくださった方(いるかな!?)
本当にありがとうございました!
だいぶ時間が経ってしまい
そして帰国を挟んだのもあり、
記憶があやふやなところもありましたが
当時のメールを見返したりして
なんとか文章にまとめることが出来ました。
バーレーンの暮らしはとてもシンプルで
自分の心に従っていれば
必ずその通りに道は成ると感じました。
それはきっと他国の文化や違う言語のせいで
入って来る情報が限られていたのもあると思います。
日本ではきっと様々な情報が溢れている。
その中でどれを信じ選び取っていくかが
何より大切なことだと感じています。

本帰国前に日本大使館からAppreciationの盾をいただけることになりました!光栄です。ありがとうございます!
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