バーレーンで写真展を開催するまで⑬
フォトグラファーエミリーのバーレーン日記
前回の続きです。
様々なトラブルを切り抜け、
無事に写真展のセッティングをすることが出来ました。
前回のブログの語り口調が敬語ではないところに
切迫した気持ちを思い出しながら書いたのだな〜
と思いました。
展示の2日目はYouth Cityのセレモニー。
在バーレーン日本大使もいらっしゃいます。
この日は大使館の車で、
Oさんと娘達と一緒に
会場に向かうことになりました。
車中でOさんに昨日の顛末を話したところ、
「橋本さんに行ってもらって本当に良かった。
このままだと展示がなくなる可能性も
あるかもしれないと思っていました」
正直な心中をOさんは語ってくれました。
やはり、本当にピンチな時は
直感を信じ、行動することが一番だと痛感しました。
もしあのまま指示を待つだけにしていたら・・
本当に写真展の話はなくなっていたかもしれません。
私の場合、ふと頭に浮かんで来たアイディアや
流れ込んで来るイメージは
ほぼ100パーセントの確率で合っているのです。
(これは最近気づいた私の特技かもしれません)
意識して考えていたり、そう思い込もうとしている時でなく
勝手に脳内で再生される感覚です。

婚礼衣装のモデルになってくれたマリアム(モデルというか、実際の結婚式でだが)。彼女は写真展のアイディア出しの時もたくさん力になってくれた。
ひとつ残念なのは、事前告知(日時や場所の詳細)が
きちんと出来なかったこと。
そんな中、お友達がお花を持って
駆け付けてくれました。

思わず涙が出た。。
初日に設営すら出来ていなかったので
躊躇してしまいましたが、
もっと多くの方、特に日本の方に来て欲しかったなと。
ローカルのイベントなので、
この場に参加するだけでも新しい体験になったと思うのです。

大使に写真展をご覧いただき、労いのお言葉を頂戴しました。記念にツーショット撮影。

ワークショップ参加者のポートレート作品も展示。初日に慌ててスタジオでプリントしてもらった。いつもお願いしているお店なので、安定したクオリティでとても助かる。
写真展にお越しくださった方、
本当にありがとうございました!
最後はセレモニーがありました。
日本大使館が呼ばれ、私も壇上に。

まさか私も壇上に上がるとは思わずびっくりでしたが、Oさんがぜひ一緒にと声をかけてくださいました。
Youth Cityから
Appreciationの盾(感謝の言葉が刻まれた盾)
をいただくことが出来ました。
本当に色々なことがありましたが、
この壇上に立たせていただいたことを
光栄に思います。
次回でこのシリーズは最終回です!
#バーレーン生活
#バーレーン駐在
#バーレーン駐妻



