バーレーンで写真展を開催するまで⑪

フォトグラファーエミリーのバーレーン日記

前回の続きです。

バーレーンで写真展を開催するまで⑩

そして翌朝(というか写真展の初日)

大使館のOさんから朝の8時台に

メッセージが来ました。

内容は、やはり今日も搬入の目処は立ちそうにない、

とのこと。

 

「私が現地へ行ってもいいですか?」

私はお電話させていただき、

ひとまず現地へ赴き

直接担当者と交渉してみる旨を

お伝えしました。

 

昨晩の時点でこうなる予感はしていたし、

万が一の時は現地に乗り込もうと思っていたので

なんの迷いもありませんでした。

何より、アラブの人とのやり取りは

Face to Faceが一番、、

2年程の滞在でそう実感していました。

 

Oさんはいくらかホッとした様子で

それならお願いできますか?とおっしゃり

10時頃に出発することになりました。

 

待機してくださっていた奥様友達にも

「突撃します!」と連絡したところ

すぐに出発の準備をしてくれました。

ほんとありがたい。。

一人だったらきっと心折れてました。

 

いざ現地へ!

場所はエキシビション・ワールド・バーレーンという

日本でいうビックサイトのような場所です。

まず入口で女性スタッフに

日本大使館のオーガナイズで写真を開催するので

その為にセッティングしに来たこと、

担当者に繋いで欲しいということを伝えました。

↓その時入口のお姉さん達に見せたインスタの告知がこちら

内心、「本当は今日からなのよ〜(泣)」

と思いつつ、

IDなどを求められることもなく

彼女達は快く私と友人達を会場に入れてくれました。

そして、電話で担当者であるMくんに

繋いでくれました。

 

Hello! How are you??

電話からの声は陽気な調子で、

「10月に仕事で大阪エキスポに行くから

手続きをするのに今まさに日本大使館にいるんだ!

そんな時に君から電話があるなんて、、

神の思し召しだ!」

 

ポカーン。。

えっ、じゃあ君は一体いつになったら

この会場に来るの?と聞くと

うーん、15時くらいかな〜。

おいおい、今まだ11時だよ!?

 

それまでに誰か写真展会場を

提供してくれる人はいないのか聞くと

鍵を持っているのは僕しかいないから

僕がいないと難しいんだ。。

とのこと。

 

その間も彼は、

「もしかしたら仕事とは別に

1週間くらい余暇がもらえるかもしれない。

そしたら大阪や京都も周りたいと思ってるんだ!」

 

・・彼の心はエキスポに躍っている。

それはよく分かった。

 

「そうか、それは良かったね。

でも今は写真展のことが大事だから

とにかく15時には絶対来て。頼む」

 

OK!インシャアッラー!

いや、インシャアッラーじゃないんだわ。

とにかく待ってるからね!15時ね!

と言って電話を切った。

 

そしてやはりというか予想した通り、

ワークショップ参加者の写真のプリントは

用意されていなかった。

奥様達と相談して、

これはいったん出直して、

道すがらプリントスタジオに頼んだものを

ピックアップしてまた会場に向かおう

ということに話は落ち着いた。

 

私が懇意にしているスタジオがあるので、

家に帰って急いでデータを用意し、

メールで送っておくと

1時間程で店頭で受け取ることが出来る。

 

今思い返しても

1日に2回も車を出してくれた

友人に頭が上がらない。

 

しかし事前に分かっていれば

プリントも用意できたのに・・と思いつつ

もう過ぎたことだと

再び会場に向かった。

そして15時頃、ついに担当者の彼と

顔を合わせることになる・・!

バーレーンの情報誌に掲載された写真。写真中央が岡井大使、その右隣が私と娘達、その隣がOさん。そして一番右にいるのがMくん。これは2日目の様子である。

#バーレーン生活

#バーレーン駐在

#バーレーン駐妻

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