フォトグラファー橋本の自己紹介。つづき。
自己紹介の続きです。(※読んでいない方はこちらからどうぞ)
パタリと依頼が来なくなって、そうこうしているうちに第二子妊娠。
自分を「フォトグラファー」と名乗ることも恐れ多くて出来ず、うやむやになっていきました。
前回のブログで、2015年に八王子市の「女性のひとり起業講座」に参加したというお話を書いたと思うのですが、この講座のアフター会として、有志メンバーで半年に一度定例会をやっています。
内容は近況報告や起業してからの運営面での悩み相談だったりします。
私はこの定例会に、2017年の2月と7月に参加したのですが、2月時点で私は全く何の活動もしていませんでした。二人目が生まれたばかりというのもありましたが、私は皆さんのお話を聞きながら、
「自分は何をやっているんだろう」
「なぜ私はここにいるんだろう、いてもいいのだろうか」
とはっきり思ったのです。
もちろんメンバーの皆さんは優しい方ばかりなので、活動していなくても咎められることはありませんし、参加は自由です。お話を聞くだけでも十分為になります。
私も、今は身動きが取れない状況だけれど、少しでも刺激を受けたいと参加したのですが、どんどん前に進んでいる皆さんが眩しくて、輝いて見えました。
その定例会が終わってからも、モヤモヤした気持ちが抜けませんでした。
「自分の人生、このままでいいのか?」
「人の活躍をいいな〜って羨ましがるだけの人生でいいの?」
そんな声が自分の内側から降って来ました。
今まではどちらかというと、成り行き任せで、生きてきた。
自分が歩んで来た人生を愛しているし、それが間違っているとは思わないけど、流されっぱなしだと、自分が本当はどうしたいのかわからなくなる。
そして、いつの間にか自分の人生の舵取りを放棄している。
「あれ? 私の人生なのに私は傍観者でいる……」
ということに気づいたんです。
そして昨年の3月あたりに決意したんですね。
「自分の人生は自分で決めよう」と。
つまり、どんな人生にしたいのかを自分で決めて、そのように実行していくということです。
写真のお仕事がなかなか来ないのも、どこか人のせいにしていて、「誰か紹介してくれないかな〜」という依存心が強かったと思います。
自分から何も努力していないのに、そんな棚ボタありませんよね。
「自分の人生は自分で決めよう」
そう決意したものの、初めはガタブルの連続でした笑。
憧れのカメラの先生のところに習いに行ったり、幼稚園のイベントで親子撮影会の企画書を出したり、
新しいことをしようとすると、今までの自分が、怖がってやめさせようとするんですよ笑。何しろ自分から行動することをずっとサボっていましたからね。
考えすぎると手が止まるので、「もうどうにでもなれ〜!」と無理やり手を動かして何とか行動させました笑。
すると、だんだん人生が変わり始めたんです。
目に見える功績とかではないのですが、大きな流れの中にいるんだという感覚になりました。
そうすると、だんだん迷いもなくなって来て、「次はこうしたい」というのが勝手に浮かんでくるようになりました。
気がついたら今に至るわけなんですが、
ただただ、面白いです。
「なぜ私はここにいるんだろう、いてもいいのだろうか」
と思っていた私ですが、おかげさまで現在も2015ひとり起業講座メンバーと楽しく関わらせていただいています。
そして、フォトグラファーとしての人生を歩み始めています。